12月に入り、クラスの皆さんは、それぞれもう少し深めたい画材・興味のある画材を選んで学んでいます。鉛筆で基本からデッサンをしている方、透明水彩絵の具やアクリル絵の具で水彩画を続けている方、そして墨を使って水墨画の練習を重ねている方など。クラスの中にいろいろな技法や会話が溢れながら、2時間があっという間に過ぎていきます。

ものを見る目は、みんな同じです。
でも、モチーフをよく見ていると、いろいろなことに気づきます。
クラスでもよく話しますが、私たちは「見ているつもりでも、実はあまり見ていない」ことが多いです。絵を描いていると、そのことにいつも気づかされます。
もう一度よく見直すと、今まで見えなかったことが見えてきます。紙の上に描いた一本の線が少し違っていることに気づくこともあります。そのときは「やれやれ」と思いながらも、気づけたことがうれしく、直していく気持ちよさをどこかで感じながら、また描き進めていくのです。


